石川美羽 オフィシャルブログ

アメリカ留学、学校生活、音楽について、共有できることを書いていきます🤩

食い倒れ年末年始💓

こんにちは☀

今日はお勉強でもピアノについてでもなく、この間の年末年始について少し書こうと思います。
 
私は、いつもは神戸にある母の実家に帰省するのですが、今年は東京の家で年末年始を過ごしました。
 
31日は、町内のいつものお蕎麦屋さんの出前で年越しそばを食べました☺

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おそば!!!
いつもは祖母が作ってくれるおせち、今回は母と私の共同作業で、黒豆(丹波の)に始まりほとんど手作りしました。
一つ一つ作ると、それぞれのお正月料理に込められた意味なども調べてみようと思えていいですね!

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おせち!綺麗~!!

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明石から来た鯛と帯のテーブルクロス


外国人の友達に聞かれた時にどう答えればいいかな〜と考えながら作っていました💫
あ、学校のAsia Student Associationという団体で活動していますが、そのインスタアカウントで日本のお正月について英語で投稿しました。
 
のし鶏と、ゆず釜グラタン、スフレ伊達巻は自力で作りました。3つとも絶品....🤭
グラタン、ホタテとゆり根が入ってるんです!!!!
自分で作ったものはやっぱり美味しい...
 
栗餡と栗だけの超栗な栗きんとんも美味しかった....
 
アメリカに留学しているからか、好みが変わったのか、和食の良さが身にしみるこの頃です。
 
クリスマス→お正月は、美味しいものがたくさん食べられるから幸せでした🥺
 
私もいつかお母さんになったら、おせち全品自分で作ってみたい...!

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干支の牛さん🐄
 
 

今年もどうぞよろしくお願いいたします

お久しぶりです☺️!笑

なんと前回からおよそ半年が過ぎてしまいました。


私は日本で新年を迎えました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします🙇🏻‍♀️

 

ブログから遠ざかった半年のことは、

またの機会に書きたいと思います。

 

さて、私は東京都大田区出身なのですが、
大田区には大田区民ホール・アプリコという素晴らしいホールがあり、
13年もの間、「お昼のピアノコンサート」を開催されています。

私もいつか出演させていただきたいなあと中学生くらいから思っていたところ、

2017年に大田区文化振興協会のオーディションがあり、

2018~2019年の大田区フレンドシップアーティストとして、
2019年に「アプリコ・お昼のピアノコンサート」に出演させていただきました。

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月刊ショパン 2018年3月号

 その2018~2019年の大田区フレンドシップアーティストによるガラコンサートが

2月5日(金)16時開演 大田区民ホール・アプリコ大ホールにて開催されます。

一夜で4曲のコンチェルトです!😳

 

「2台ピアノによるアラカルトなピアノ協奏曲の世界」PART Ⅱ

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新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しておりますが、

座席は50%以下の使用

着席された方の連絡先の把握

チケット、プログラム受け渡しの非接触

入場時の検温

など、考えられる感染対策をした上での開催となります。

 

開演時間も、午後8時以降外出自粛要請に応え、午後4時開演に変更になりました。

私はプロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番を、東京藝術大学の大先輩である池内堯先輩と演奏いたします。

もし、よろしければご来場いただき、生の演奏をお聴きいただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

次回から、この半年のことを書ければな、と思っています👀

 

 

加賀町ホールのストリーミングコンサート まとめ🌻

こんにちは🌞

すっかりお久しぶりになってしまいました。

更新が久しぶりになってしまったのは、理由があって、、

先週の土曜日(6月14日)に、このようなコンサートに出演させていただきました。

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実は、元々夏休みはいくつかアメリカの音楽祭で演奏する予定になっていたのですが、全てキャンセルになってしまいました。

また、一時帰国に合わせてリサイタルも企画していましたが、たとえホールが使えるようになったとしても感染防止の対策など開催は難しいなあと感じていました。

 

そこで、ストリーミングコンサートをやろうと色々調べていたところ、加賀町ホールさん(東京・牛込柳町にあり、御木本メソッドの御木本澄子先生の御邸宅だった場所です)がYouTubeでのストリーミングコンサートシリーズを計画していて、出演者を募集されていることを知り、出演させていただくことになりました🥰

 

リハーサルで伺わせていただいたときには、久しぶりに響きのあるホールで弾くことができてとても気持ちがよく、お客さんも入っていないので「これはもしかしたら全く緊張しないかも🤔」と思っていたのですが、

本番はやはり本番の緊張感がありました(笑)

 

普段の演奏会と明らかに違うところは、自分のテンションとホール内のテンションに差がある、というところでした。

ホール内にお客さんが入ってくる、ガヤガヤする、開演前のベルが鳴る、といういつも感じていたものが全くなく、数台のカメラとマイクに見つめられながら👁👀👁👀弾くということに、改めて今のこの世の中の非常さを感じずにはいられませんでした。

 

ですが不思議なことに、カメラ越しであっても応援してくださっている方がいるということは伝わってくるものですね☺️

実際、私自身が予想していたよりもたくさんの方にご視聴頂けたようで、とても嬉しいです、ありがとうございます🙇‍♀️

 

幼稚園・小学校の時の担任の先生や同級生、藝高・藝大の同級生、Facebookでフォローして下さっている方、そして何より嬉しかったのはアメリカや韓国に住んでいる友達にも聴いてもらえたことでした。

普段コンサートホールで行うコンサート(ライブ配信無しの場合)では、他の国に住んでいる友達には聴いてもらえないので、これはストリーミングコンサートの良いところだなあと感じました。

 

また、今回のコンサートは、もしお楽しみ頂けた場合Amazonの欲しいものリストやPayPal経由で投げ銭をしていただき、いただいたお気持ちは国連UNHCR協会へ寄付させていただくという、チャリティーコンサートのような形にさせていただきました。

私には小さなことしかできませんが、今世界中で病気や困難と戦っている人のうち、たった1人の力にでもなることができたらいいなと思います🤝

ご協力くださった皆さま、ありがとうございました!🙇‍♀️

初めての試みでまだ模索しているところもありますが、素晴らしい配信技術で撮っていただけたので、もし興味がありましたらアーカイブをご覧ください☺️

youtu.be

 

これからはコンサートも、今回のような無観客ホールからのライブ配信を始め、新しい形のコンサートが増えてくるのかも、、

しれない🌱

 

様々なものがIT化していく中で、クラシック音楽の演奏会は何百年も前から言葉通り“古典的“な状態を保っていると思っていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、少しずつ変わっていくのかもしれないなあと(また、その変化に対応できる演奏家や、新しいアイデアを持つ人が必要になってきたり🧐)考えるようになりました。

 

じゃあ、私はどんな演奏家を目指そうか??

社会の一員としてどのような役割を担うのか??

中学校の同級生だった友達から、就活の面接がこれからたくさん入るという話を聞いて、

そんなことを改めて考えています🤔

 

話がコンサートの話からそれてしまった🤷🏻‍♀️

今回視聴してくださった皆さま、ありがとうございました!

次の機会にはコンサートホールでお会いできることを願っています。

また、私自身ももっとパワーアップできるよう、これからも精進いたします🏃‍♀️🏃‍♀️

 

【次回予告】

昨日、オンラインで行われた音楽家のための英語講座でスペシャルゲストとして

お手伝いさせていただきました!

とても楽しかったので、そのことについて書きたいと思います🙌

 

 

留学前の英語勉強法、TOEFL対策について✏️

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そろそろ食べたいダンキンドーナツ🍩

こんにちは🌞

いきなりドーナツから始めてみましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか??

 

いくつかの都道府県で緊急事態宣言が解除されましたね。

今日はせっかくいい天気だったので、少しでも運動しようと(自粛期間で痩せて綺麗になろうキャンペーン中、自分の中で。笑)走りに行ってきました🏃‍♀️

 

さてと、今日は英語のお話。始まり始まり。

英語のお話しというのは、私がアメリカを留学先に決めてからどのように英語の勉強をしたか、TOEFLの対策をしたか、ということです☺️

 

アメリカの大学を受験するには、TOEFL iBTという英語の能力テストを受けて学校側が入学の必須条件として指定した点数以上のスコアを持っていなければいけません。学校によってはIELTSでも良いところもあります。

 

まず、TOEFLとは。

→120点満点のテストで、Reading・Listening・Speaking・Writingの4つのパートから成ります。月に4回ほど行われており、自分の家の近くや自分の好きなテストセンターを選んで受けることができ、朝の10時から14時の4時間半(お昼ご飯の時間にめちゃくちゃ被る。)の結構体力勝負なテストです。ListeningとSpeakingの間に10分間だけ休憩が設けられていて、そこで私はチョコとゼリー飲料だけつまんでいました。🍫🍵

このテストの嫌なところは、眠くなったりお手洗いに行きたくなったりすると地獄なところと、隣の人のスピーキングがうまかったりその人が余裕そうだったりすると体力だけでなくメンタルにも結構くるところです(笑)

 

留学を決めてから実際にアメリカに行くまでにいちばん大変だったことは何ですかと聞かれたら、真っ先にTOEFLの話をすると思いますし、学校が指定した点数をクリアするまでそれが結構重荷で、テストの日にちが近づいてくると気持ちがどんよりしてきて前回よりも点数上がってないどころか下がったらどうしようというプレッシャーで寿命が5年ほど縮みました(?)😷

 

私が興味を持った音楽大学の中で最低スコアが一番高かったのが79でした。
In other words(英語を使ってみた), 私が取らなければいけなかったTOEFLスコアは79点以上でした。

 

2018年3月、藝大の合格発表があり、春休み中に大手のTOEFL予備校にTOEFLとはどのようなものなのかお話を聞きに行きました。私は中学生のときに独学で英検2級に合格したきり、センター試験9割からのスタートで、どこの予備校でも

週2回・1回3時間の授業を受けて、さらに平日4時間・休日6時間勉強したとして、目標スコアをクリアして出願するまでに大体10ヶ月はかかります

と言われました。

私「😑」

出願する大学にTOEFLのスコアを提出するのは2018年12月1日までだったのでそれまでに8ヶ月しかなく、しかも学校から帰ってきたあと1日4時間〜6時間も勉強していたらピアノの練習時間がとれないので、困ったなあという状況でした( ;  ; )

 

(後からよくよく調べてみたら、2019年6月くらいまでに指定のスコアをクリアしてくれればいいよ、と書いてある学校もありました。出願の時に指定スコアをクリアしていなければいけない学校もあれば猶予をくれる学校もあり、学校によって様々です。)

 

が、スコアが少しでも高い方が良い条件で合格できるんじゃないかな?と思い、出願時に必要スコアをクリアしなければーーー!と焦りました。

 

何とか助けてくれるところはないかとTOEFLの参考書の著者の方の名前をググってみたところ、幸いにも家の近くに塾をやっている先生がいらっしゃり、ご指導いただけることになり、大変助かりました。

 

以下、私がTOEFL87を取るまでの過程です。
 2018年4月 勉強を開始

    6月 英検準一級一次試験(TOEFL単語の中の簡単なところはこれで網羅)

    7月 英検準一級二次試験(面接) 合格

 

    7月 TOEFL1回目、67点

    8月上旬 アメリカの大学の先生にお会いするため、NYの音楽祭に

    8月中旬 NYでTOEFL受験申し込むが不安を感じ変更(変更手数料60$)
    8月 帰国してTOEFL2回目、79点

               9月 TOEFL3回目、74点

     10月下旬 大学、コンサート、出願準備をしつつ、再渡米(6人の先生とお会いする)

     11月下旬 願書提出

   2019年2、3月 現地の実技オーディション

   2019年4月 合格発表

  留学までにスコアアップして良い留学スタートしようとギアを入れる(笑)

   2019年4月 TOEFL78点

   2019年6月 TOEFL87点

 

TOEFLスコアを上げるために頑張っていた期間は、学校から帰ってきてから夜の12時までは今まで通りの生活(ピアノを練習とか)、そこから朝の3時まで勉強、7時起きという生活をしていました(うわあ我ながら狂ってる、、、笑)🤯

 

それから、私は留学先の先生が決まっていなかったので秋に再渡米したり、出願のエッセイを7本書かなければならなかったり(これが結構大変だった、英語だし)、出願書類も日本の先生方や藝大に協力していただいたり、そして、事前オーディションの録画もしなければならなかったりで、秋以降はTOEFL対策に専念できませんでした。

 

色々忙しいと、勉強はしているにも関わらずズルズル点数が下がったりして、ハードで難しい難しい試験です、、、

 

ちなみにNECは「TOEFLスコア60点未満だと競争力を持たないよ。」と書いていて、入学する時点でスコアが88点以下の場合、ESL(English as a Second Language )のクラスに振り分けられます。このクラスはTOEFLスコアによって4段階に分けられていて、私はその時87点だったので4つ目のクラスに入りました。

幸い2019秋学期でESLのクラスを卒業し、2020春学期からリベラルアーツの授業も取っています🌼

 

アイビーリーグのような難関大学を受けるにはTOEFL100点以上は必要で、87点はかなり低いので偉そうに言える立場ではないですが、TOEFLの点数をとりあえず短期間であげるのに最も大事なのは、ボキャブラリーを増やすことだと思います。

正直、単語の意味さえ知っていればどうにかなります(笑)それがわかっていれば、例え文法がわからなくても英文の意味を推測することができるからです。

 

あとは、Listeningのためにとにかく英語を聴くことと、問題数をこなすことです。TOEFLで出題されるのは会話文や物語ではなくアカデミックな文章なので、少しはその出題されるトピックに対して知識を持っていた方が有利になります。問題数をたくさんやっておけば、当日出される問題が自分の見たことのあるトピックである可能性が高くなります。

 

Speakingはオンライン英会話でちょっと価格設定高めの(高いところの方が講師の質が揃っている)でとにかく話すことに慣れて、あとはこれも問題数をたくさんやるようにしていました。問題をやったあとは自分が何を話したかを文章そのままノートに書いて、言いたかったのに言えなかったことを調べてからもう一度自分なりの完成形の文章を書いてそれを繰り返し音読していました。

(でも本当に、話すのに慣れるのはアメリカに行って実際に使うのがいちばん、、だと留学してから感じた😸)

 

 Writingは、フォーマットを覚えてタイピングを速くできるようになれば、自分の知っている文法と単語でどうにかなります。(説明が雑)

 

勉強法については長くなりすぎてしまうので、もしアメリカの音楽院や大学を目指している方、英語の勉強をしている方(TOEFLでなくとも!)で何か質問のある方がいらっしゃったらインスタ、TwitterのDM、messengerなどで気軽に聞きにきてください☺️

 

と、こんな感じで。

私ももう少し高い点数を目指してこれからも勉強を続けようと思います💪

夏休みの間に英語忘れてしまわないようにしなければ〜、!

それではまた次回👋

 

 

 

春学期終わり🏊‍♀️NECの成績事情について

皆さん、お久しぶりです🧞‍♂️

 

私はといいますと、Spring2020 (アメリカでは学期にこのような名前がついています、例えば次の9月からの学期は、Fall2020)のすべての課題を提出し終わりました〜〜パチパチパチ👏👏👏👏👏👏(開放感☺️)

日本では休み中にレポート作成などがあって、学期中にピアノが弾けないほど宿題が大変ということは今までなかったので、この開放感が新鮮です。でも、学期中は「課題の提出が全部終わったらこれやりたい、あれやりたい」というのを書き出して頑張る力にしています。

 

昨日は一年の最後の門下のクラスミーティングがZoomで行われました。卒業生の先輩ときちんと挨拶をできないまま離れ離れになってしまったので悲しかったのですが、久しぶりに同級生や先輩の顔が見れて嬉しかったです。17日には卒業式がオンラインで行われるようなので覗いてみたいと思っています🎓

どうでもいい話ですが、アメリカの学校の(ヨーロッパでもありますね)卒業式の、アカデミックガウンとタッセルのついたgraduate capかっこいいですよね、あれを着てみたかったというのもアメリカ留学の理由の一つです(笑)

 

と、ここまでは前置きで(長)学期末にはつきものの!!!成績についてお話ししていこうと思います。

まず、アメリカでは成績はPass/FailかABCDのアルファベットでつけられます。そして学期末に、各教科ごとのアルファベットの成績と、全教科の成績をまとめたGPAが出されます。NECでは、GPA 3.9以上の生徒は(すみません、これは人に聞いた話で確かかどうかはわかりません)Dean's Listというものに載ることができます。そうすると、普通は1学期に取得可能な単位数は12~16単位のところ、無料で18単位まで取得することが可能になります。(そんなに授業取ったらスケジュールが鬼なんですが、、それだったらもうちょっと学費を安k🤐)

その他、学内でTeaching Assistant の職へのお誘いがあったり成績優秀者のコミュニティ に参加できたりします。

 

私はこのような制度があることを全く知らなかったのですが、冬休みにこのようなメールがいきなりきて、知ることになりました。

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秋学期のGPAが4.0だったので、載せていただいています。(今学期の成績発表は後ほど!と言って最後まで読んでもらうスタイル)

 

そして、日本の学校アメリカの学校と成績の付け方について少し違いがあると感じています。

 

🇯🇵私の在籍している東京藝術大学では、例えば二学期制で春学期の場合、7月に試験、学期末や休み中に大きなレポートや論文を作成して提出し、9月末に成績が出ます。学校や先生によると思うのであくまでも私の経験上の話ですが、レポート提出後に特に先生方からのフィードバックはなく、成績が出るのを「あの書き方で良かったのかなあ皆はもっとちゃんと書いてたんじゃないのかなあ授業態度もっと良くしとけば良かったなあ」とか思いながら待つイメージ、、で、成績が出てみると想像通りだったり思ったより悪かったり、します。

 

🇺🇸アメリカの学校(あくまでもNECで、私が受けている科目での話です)は、学期中に課題提出が何回もあり、提出して一週間以内くらいにアルファベットで成績がつけられて、さらに先生からのフィードバックが送られてきます(文法の訂正、ここはなくした方がいい、ここに関してはどう考えてるの?もっと詳しく書いて、など)。教科によっては、提出したレポートがA以外で返ってきたときに、Revision(修正?)の機会が与えられ、その時に指定された期限以内に直して提出すれば成績をAに直していただけることもあります☺️

先生からのフィードバックと再提出の機会によって、自分が一度提出したものをさらに良いものにできるという点はとても良いなあと感じています。

学期が終わるまでに、提出した課題への成績が大体出揃うので、あとは授業内でいい子にしていれば(笑)自分の大体の成績は予測することができます。また、5月の1週目に授業が終わり、すでに実技試験以外の成績は出揃っています。

 

私は秋学期はESL(English as a Second Language: 留学生のための英語の授業・TOEFLのスコアによって4段階に分けられます)の最後のクラスを取っていて一般教養は取っていなかったので、比較的楽に良い成績を取ることができたのですが、今学期はESLを卒業し初めて一般教養科目を履修して、Music HistoryのクラスとCollege Writingのクラスのレポート提出とエッセイが大変だったのと、Music Historyのレポートで一度B−を取ってしまったので、成績が下がってしまうのではないかと心配していました。

 

ですが、なんとか今学期もGPA4.0を死守することができました、、

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学期が終わったら友達とらーめんでも食べに行きたかったのになああ🍜

果たして9月に学校で対面での授業やレッスンが再開されるのか、というところもまだ不透明です。始めたとしてもオケや合唱の授業はどうなるのか、というのも考えさせられるところです。早くアメリカに戻りたいなあ、、😕

 

ちなみに5月中旬に行われる予定だった実技試験は録画審査になり、録画したものをYouTubeにアップロードしてそのURLを送るという形で行われました!

 

今回はここまで!

次からは、特に今学期大変だった教科についてのお話、又は、留学する前の準備の時点から遡ってお話ししていくことを考えています。

 

一ヶ月で1000回以上、私のページが閲覧されたという通知がこの間届きました。

見にきてくださった方、ありがとうございます🙇‍♀️

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ニューイングランド音楽院のコロナ対策 − ②オンライン授業編

Hello again!

皆さん、こんにちは😋

 

今回は、私たちニューイングランド音楽院に通う生徒がどのようにして今現在授業を進めているのか、お話ししたいと思います。

通常アメリカの学校は、9月−12月末までが秋学期、1月−5月末までが春学期の二期制なので、いまは学期のど真ん中。なるべく早く授業を再開する必要がありました。

 

前の記事に書いたように当初は

3月14日~22日 春休み

23日~ 授業開始

だったのが、オンライン授業への移行のために態勢を整える期間として春休みが延長され、

3月14日~27日 春休み

30日~ 授業再開

となりました。

 

3月12日に送られてきたメールには、さらっと、Microsoft TeamsとOne Driveを使う予定ですと書いてあっただけで、あとは先生方に授業の行い方は委ねますと書いてありました。
ここですごいのが、私が学校で教わっている先生のほとんどがおそらく60代くらいなのですが、学校から与えられた一週間で見事に態勢を整え、何も滞りなく授業が再開されたことでした。

さすがアメリカ(?)🙌🙌🙌

 

どのように授業が行われるかというと、先生方に与えられた選択肢としては

  1. 動画とプリントを作成し、授業の日になったら生徒に送る
  2. Zoom or Microsoft Teamsを使ってリアルタイムで授業をする

となります。

ニューイングランド音楽院には中国、韓国からの留学生がとても多く、アジアの国はアメリカとは昼夜が真逆です(時差12~13時間)。そういうことを考慮してか、友達にも聞いてみましたが、ほとんどの授業はリアルタイムではなく、先生方から動画が送られてきて受講し、生徒は課題を提出するという形が取られているようです。

 

でもなぜ、こんなに早くスムーズにオンライン授業へ移行することができたのか、、?

その答えは

すでにオンラインシステムを授業で使用していた、つまりオンライン上に基盤があった。

これです。

 

ニューイングランド音楽院では以前から、NEOLMSというオンライン上での授業管理ソフト?を使用していました。(URL貼っておきます、全て英語ですが興味のある方開いてみてください🤗)

www.neolms.com

NEOLMSでは、

出席をつける

授業に必要な資料をpostする

チャット機能を使ってディスカッションをする

先生が課題をここに載せ、NEO上で生徒が答えを記入し提出する(もちろんWordなどで宿題をしてそれを添付することも可)

成績をつける

など色々なことができます。

先生方は普段からこれを使用していたので、オンライン授業になって変わったことといえば、動画作成をしなければいけないということだけでした。そのおかげで、スムーズに授業をオンラインへと移行することができたのかなと思っています。

 

では、いま私が取っている各授業がオンラインでどのようい行われているのかを簡単に説明します☺️

 

Choir (コーラスの授業)

こればかりはどうしようもないです。大人数すぎていっぺんに歌うことはできません。

Choir Departmentもかなり悩んでいたようですが、

「およそ1時間~1時間半の動画を視聴し、そのあとに動画についての問題や質問に答えたり、自分の意見を書く」課題を2つ、4月24日までに提出

という形になりました。

室内楽など比較的小編成のアンサンブルはZoomなどを使ってコーチングを行っているようです。

 

Tonal Practice II (和声、音楽理論の授業)

ボストンの月曜日・水曜日・金曜日になると、先生がGoogle Driveに授業で使う資料と動画を載せます。動画では先生の顔ではなく生徒と同じプリントが映されていて、先生が喋りながら印をつけて解説していきます。先生やクラスメイトの顔は見えませんが、今までの授業でやっていたことと全く変わりはありません。

宿題:プリントの最後に課題が書いてあり、次の授業の日までにやって写真を撮り、emailで提出。大体がバス課題かソプラノ課題か4声体の聴音。

 

Tonal Practice II Keyboard (和声を鍵盤を使って勉強する授業)

元々、週一回30分の授業なので軽め。ボストンの金曜日になったら先生からの10分程度の課題の解説動画を見た後に、課題を練習して録音して、ボストンの土曜日の夜までにNEOLMS上に提出。

 

College Writing (アカデミックな内容についてのライティングの授業)

これが鬼。元々宿題の量が鬼畜だけどオンラインになって楽になるかと思いきや全然。先生が元々NEOLMSを上手に利用していたので今までとあまり変わらない。火曜日と木曜日になるとNEO上に新しい ”Lesson" というのが追加され、そこを開くと、先生からの動画が見れる。Lessonの中にディスカッションをするチャットのページが含まれていて、授業のトピックに対しての自分の意見、もしくは誰か他の生徒が書いたことへの返信を最低二回はしなきゃいけないルール(笑)

もちろん宿題もNEO上に提出。エッセイのドラフトの提出日が21日だけど1文字も書いてない、やばい😑 何について書くかと言いますと...

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Online Platformが私たちにどのようなBehaviorをPromoteしているのか分析する、という課題でこれが私が設定したThesis(メインのポイント)です。Twitterについて書きます。

 

Introduction to Musical Styles (音楽史や音楽の形式について学ぶ授業)

これも鬼。予習のリーディングの量が鬼畜。睡眠不足の原因。火曜日と木曜日になると先生が

①予習をきちんとしたかのテスト②授業の動画2つ③授業動画をきちんと観たかどうか、動画内容についてのテスト(出席確認も兼ねている)

をNEOにあげます。授業をCompleteするのに与えられた時間は72時間です。

また、私が履修している授業の中で唯一この授業だけ、週に一回Microsoft Teamsを使ってクラスミーティングを行っています。ミーティングでは、予め先生から出された授業内容に沿った質問に対して答えを準備しておいてそれをシェアします。

これまでモーツァルトドン・ジョヴァンニベルリオーズ幻想交響曲と勉強してきて、いまはジャズサクソフォン奏者のJohn Coltraneのアルバム、A Love Supreme について勉強しています。

youtu.be

 

Organ for Non-Major (副科オルガン)

普段は10人ほどがオルガン部屋に集まって授業を受けていて、曲を選んで練習して皆の前で弾いてレッスンを受ける、マスタークラス形式の授業。現在は生徒が楽器(オルガン)へのアクセスがないので、先生が専属オルガニストをしている教会で奏法や教会オルガニストとしての知識についての動画を録画し、生徒は木曜日になったらそれを観て、出席確認を兼ねた動画の内容についてのテストを受けます。

 

Piano Performance Seminar (毎週様々なピアニストを招いてマスタークラスを開いたりお話を聞いたりするクラス)

元々1時間45分座って話を聞くだけの授業なので、オンラインになっても全く変わらない。金曜日になったらゲストからの動画がNEOにアップされるのでそれを観る。

 

以上です🤗

いかがでしょう...?

私は、授業のクオリティーは今までと変わらないと感じています。むしろ出席確認のためにいちいちテストを受けなければいけなくなったため、今までより集中して授業を聞かなければいけなくなった教科もあって実にOh my god...です。

というわけで、私たち生徒は今までと変わらず学業に励んでおります✏️😷

 

皆さんご存じですか...これから学期末なんです.....

全ての教科でファイナルプロジェクトがあります....エッセイやらペーパーやら書かなければいけません...生徒全員が睡眠不足に陥る時期です....

正直に申し上げると寝る時間もピアノを練習する時間もありません....死...😷😷

 

それでは私はこれからCollege Writingのエッセイに取り掛かりますね...疲れたらまた遊びにきます(笑)

 

次はオンラインでのレッスンについて書きますね〜

たぶん、、(笑)

 

それではそれでは👋

 

 

 

 

 

 

 

ニューイングランド音楽院のコロナ対策− ①強制送還編

Hello again!

皆さんこんにちは😋

 

今日は私が現在在籍しているニューイングランド音楽院でのコロナ対策あれこれについてお話ししようかなあと思います。

 

もっと基本的な学校についてのお話、例えば普段の授業、寮生活についてなど、ほかにもしたいお話はたくさんあるのですが、

この状況下、アメリカの音楽大学がどのようにオンライン授業やオンラインレッスンを進めているのか記事にまとめてみない?というお話を頂いたので、こちらを先に書かせていただきます。

楽しいお話はまた今度!

それではLet's go👉

 

①コロナ対応あれこれ

この記事を書くために学校から来たメールを1月から見返してみました。

マサチューセッツ州では2月1日に中国の武漢からボストンへ帰ってきた男性1人に陽性反応が出ました。でもその後は、濃厚接触者の隔離など対策が上手くいき、感染者の数は一桁に留まっていました。

この時期は中国の春節祭の前後で、私の学校でもお祝い行事が催されました。春節祭の日、中国人の友達とチャイナタウンに火鍋を食べに行く予定でしたが、前日にルームメイト(中国人です)に、「みんなと話してみたんだけど、いまチャイナタウンはコロナが危ないから行かないほうがいいって。出前取ろうよ。」と言われ、チャイナタウンに行くのをやめました😢

しかし2月末にある会社のイタリアからの入国者に陽性反応が出たことにより感染者が急増し、街にも学校内でも自主的な自粛ムードが広まったなあと記憶しています。3月上旬には、ボストンシンフォニーの公演に外部者が入れなくなりました。

その当時とその後のボストンの様子について記事を書いてくださっている方がいらっしゃったのでURLを貼っておきます。

lee.hpplus.jp

 

3月10日、学校から「学校で行われるコンサートは予定どおり行うが、外部者の立ち入りを禁止し、ホールに入れるのは生徒と講師陣のみとする」というメールが来ました。

外部者が入れない代わりに有料コンサートを含む全てのコンサートがオンラインストリーミングで配信され、3000人ほどのお客さんがオンラインストリーミングで視聴してくださったようです。

私たちは11日のコンサートのために、ハイドンの「天地創造」を準備していました。
が、生徒の間でリハーサルを中止にする署名運動が起こり、「コンサートをこのまま行うのか」という声が多く挙がったのをきっかけに、当日のリハーサルは任意の参加で行い、本番はリハーサルに来たメンバーしか歌うことができないという決まりのもとで行われました。

せっかくの「天地創造」でしたが、中国人・韓国人の生徒のうち7割、もしかすると8割ほどの生徒が朝のリハーサルに参加しませんでした😢

 

 

②強制送還

ニューイングランド音楽院(以下NEC)では、当初、3月14日から22日まで、春休みの予定でした。
やっと鬼の課題から解放されると二週間ほど前から(早)全員がウキウキしていたのですが、春休み開始の3日前ほど前から不穏な空気が漂い始め(?)もしかしたら春休み明けからオンライン授業になるらしい、さらには春休みが延びて授業開始が延期になるらしい、という噂が校内で流れ始めました。

 

  • 3月12日、春休み開始の2日前。

忘れもしない、この日のお昼13時ごろ(大袈裟)。生徒全員に

NECは春休み明けからオンライン授業に移行します、寮に住んでいる生徒はよっぽどの理由がない限り20日までに荷物をまとめて家に帰ってください」

といったメールが送られてきました。先生方が授業をオンラインで行う態勢を十分に整えられるよう、春休みを一週間延長し27日まで春休みとする、ということもこのメールに書いてありました。

家に帰れる喜び+春休み延長の喜び+状況が読み込めない生徒だらけで、校内はとんでもない大騒ぎになりました。あれこそカオス。みんな、授業に身が入らない。うわの空。

韓国に帰れるのが嬉しすぎて、メールが来た1時間後には航空券取っちゃってた子もいました(笑)

私はというと、そんな大ごととは思っておらず、ボストンに残る気満々で騒ぐ生徒たちを菩薩のような顔つきで(?)見守っておりました☺️

 

この時点では、日本の方が状況はひどく、オンライン授業がアメリカ時間で行われるならアメリカにいた方が断然良い、練習室は今までと変わらず使えそう、ボストンに残れば対面でレッスンをしていただけそうだったので、日本に帰るという選択肢は私の中に全くありませんでした。

 

  • 3月15日

この日は確か、お友達とご飯食べてました、ボストンに残る気満々で🙂

そこに、

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どおん。このメールが届きました。赤線引いてみましたが、

「17日の午後5時までに寮から出てください」

という内容です。このメールで察知しました(遅)、これはただ事ではないと。

さらに、練習室の使える時間が7am-5pmに短縮、これこれこういう理由でどうしても家に帰ることができないので練習室を使いたい、というような申し込みをした人のみしか使えなくなり、そして、対面のレッスンは禁止になりました。

 

私:これは、きっと、帰らなければいけない。んだな。

 

万が一本当に寮から出なければいけなくなった時のために、すでに全て荷物は段ボール箱にまとめていましたが、

 

私:2日後やん、どうするよ、段ボール箱。誰か友達の家かStorageに入れてもらわなあかんのに、、

 

ここからが大忙しでした。

航空会社に電話して(電話、つながらーーん!!)航空券を変更し、トビタテ!留学JAPANの事務局に帰国の許可をいただき(許可なく帰国すると、奨学金を全額返金しなければならなくなります)段ボール箱預かってくれる人を探して、お部屋お掃除して、ルームメイトが置いていったものを処分して、友達とご飯食べて(最重要)、、

 

有難いことにNECヴィオラの教授先生がお家の地下室に私の段ボール箱たちを置いてくださることになりました😭

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お片付け中。。

 

  • 3月17日

午前中、ヴィオラの教授先生のお宅に伺い、

午後5時、無事寮から退去しました。

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空っぽになったお部屋。

その夜は友達の家に泊めてもらい、ボストンでの最後の晩餐なので好きなものをたらふく食べ(笑)

次の日の朝の便で日本に帰りました🛫🇯🇵

 

これ以上書くと長くなってしまうので、

授業やレッスンなどについては次の記事に書きます。

 

それではそれでは〜👋